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エステサロンの月額メニューに!Square継続課金機能の活用方法と設定手順

この記事の監修

株式会社フ.リー|美容・健康プロダクト開発 / AI集客支援

当社は、エステサロンや美容クリニック向けに業務用美容機器の提供や集客支援を行っています。サロン経営・施術メニュー構築のノウハウを基に、サロン運営に役立つ情報をお届けします。

エステサロンで月額制のメンバーシップや定額メニューを導入したいと考えていませんか?毎月の売上を安定させ、顧客のリピート率を高める「サブスクリプションモデル」は、サロン経営において非常に効果的な戦略です。

本記事では、Squareの継続課金機能(サブスクリプション)を使って、エステサロンに月額メニューを導入する方法を、設定手順から活用テクニックまで詳しく解説します。

エステサロンに月額メニューを導入するメリット

まず、エステサロンが月額制メニュー(サブスクリプション)を導入することで得られるメリットを整理しましょう。

1. 売上の安定化・予測可能性の向上

サブスクリプションモデルの最大のメリットは、毎月の売上が予測しやすくなることです。

例えば、月額1万円のメンバーシップを50名が契約していれば、毎月50万円の固定収入が見込めます。この安定した収入基盤があることで、新規投資や人材採用の計画が立てやすくなります。

2. 顧客のリピート率・来店頻度の向上

月額制にすることで、顧客は「元を取ろう」という心理が働き、自然と来店頻度が上がります。また、毎月自動で課金されるため、顧客が「今月は行かなくていいか」と離脱するリスクを低減できます。

3. 回収漏れ・未払いリスクの軽減

従来の回数券販売では、販売時に一括で料金を回収する必要がありました。しかし、月額制であれば、毎月自動でクレジットカードから引き落としが行われるため、回収漏れや未払いのリスクを大幅に軽減できます。

4. 顧客データの蓄積と活用

サブスクリプション会員は、氏名・連絡先・カード情報などをシステムに登録するため、顧客データベースが自然と構築されます。このデータを活用して、来店促進のメッセージ配信や、追加サービスの提案が可能になります。

Squareのサブスクリプション機能とは

Squareには、月額制メニューの販売に対応した「サブスクリプション」機能が搭載されています。

2種類の継続課金機能

Squareの継続課金には、以下の2種類があります。

機能名用途決済手数料
サブスクリプション固定料金プランの販売
(例:月額1万円のメンバーシップ)
3.6%
定期請求書個別金額の定期課金
(例:顧客ごとに異なる月謝)
3.75%

エステサロンで月額メニューを販売する場合は、「サブスクリプション」機能を使うのがおすすめです。あらかじめ料金プランを設定しておけば、顧客がオンラインで簡単に申し込めるため、サロンの事務作業を大幅に削減できます。

対応している決済方法

Squareのサブスクリプション機能で利用できる決済方法は、クレジットカードのみです。対応ブランドは以下のとおりです。

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • Discover

電子マネーやQRコード決済には対応していないため、サブスクリプション以外の決済(単発施術など)は別途対応が必要です。

Squareサブスクリプションの設定手順【完全ガイド】

ここからは、Squareのサブスクリプション機能を使って月額メニューを設定する手順を、ステップごとに解説します。

STEP1:Squareアカウントを作成する

まだSquareアカウントをお持ちでない場合は、Square公式サイトから無料でアカウントを作成します。

必要な情報は以下のとおりです。

  • メールアドレス
  • 事業者情報(屆出名、住所、電話番号など)
  • 銀行口座情報(売上金の振込先)

アカウント作成は数分で完了し、審査も通常1〜2営業日程度で結果が届きます。

STEP2:商品マスタに月額メニューを登録する

サブスクリプションプランに割り当てる商品を、あらかじめ商品マスタに登録しておきます。

  1. Squareデータ(管理画面)にログイン
  2. 左メニューから「商品と注文」→「商品」を選択
  3. 「商品を作成」をクリック
  4. 商品名(例:「月額メンバーシップ」)、価格(例:10,000円)を入力
  5. 「保存」をクリック

STEP3:サブスクリプションプランを作成する

商品を登録したら、サブスクリプションプランを作成します。

  1. 左メニューから「支払い」→「サブスクリプション」を選択
  2. 「プラン」タブを開き、「プランの作成」をクリック
  3. プラン名を入力(例:「プレミアム会員」)
  4. 「商品を割り当てる」をクリックし、STEP2で作成した商品を選択
  5. 「頻度オプションを追加」をクリック
  6. 課金頻度を設定(毎月、毎週、毎年など)
  7. サブスクリプション開始日のオプションを設定
  8. 「保存」をクリック

STEP4:お会計リンクを取得・共有する

プランを作成すると、顧客がオンラインで申し込むための「お会計リンク」が発行されます。

  1. 「サブスクリプション」→「プラン」から作成したプランを選択
  2. 「リンクをコピー」または「QRコードをダウンロード」をクリック
  3. コピーしたリンクをメール、LINE、SNSなどで顧客に共有

QRコードを印刷してサロン内に掲示しておけば、来店時にその場で申し込んでもらうこともできます。

STEP5:顧客からの申し込みを受け付ける

顧客がお会計リンクにアクセスすると、以下の手順で申し込みが完了します。

  1. 氏名・メールアドレスを入力
  2. クレジットカード情報を入力
  3. 「購読」または「申し込む」をクリック
  4. 初回の決済が即時実行される

申し込みが完了すると、サロン側の管理画面に新規サブスクリプション会員として登録され、翌月以降は自動で課金が行われます。

エステサロン向け:月額メニューの料金設計例

サブスクリプションを成功させるためには、顧客にとって「お得」と感じる料金設計が重要です。以下に、エステサロンでの料金設計例を紹介します。

例1:フェイシャルサロンの月額プラン

プラン名月額料金内容
ライト会員9,800円フェイシャル60分×月1回
スタンダード会員16,800円フェイシャル60分×月2回
プレミアム会員22,800円フェイシャル60分×月4回

通常1回12,000円のフェイシャルを、月額プランなら1回あたり5,700円〜9,800円で受けられる、という割引率を明確に示すことで、顧客の契約意欲を高められます。

例2:痩身サロンの月額プラン

プラン名月額料金内容
ボディメイク会員29,800円キャビテーション60分×月4回
プレミアム会員49,800円キャビテーション60分×月4回
+フェイシャル60分×月2回

料金設計のポイント

  • 複数プランを用意する:選択肢があることで、顧客は「どれにしようか」と検討モードに入りやすい
  • 通常料金との比較を明示する:「通常○○円→月額なら○○円」と割引率をアピール
  • 中間プランを推奨する:心理学的に、3つのプランがあると真ん中が選ばれやすい(松竹梅の法則)

Squareサブスクリプションの注意点

Squareのサブスクリプション機能を使う際に、知っておくべき注意点を解説します。

1. 途中での金額変更ができない

サブスクリプションプランでは、契約途中での金額変更ができません。料金を変更したい場合は、一度解約してもらい、新しいプランで再契約する必要があります。

そのため、料金設計は慎重に行い、将来的な価格改定も視野に入れてプランを設計することをおすすめします。

2. 特定継続的役務提供の規制

エステティックサービスは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当します。以下の条件を満たす契約には、クーリングオフや中途解約のルールが適用されます。

  • 契約期間が1ヶ月を超える
  • 契約金額が5万円を超える

サブスクリプションの場合、月額料金は5万円以下でも、年間トータルで5万円を超える場合は規制対象となる可能性があります。契約書面の交付など、法的な対応が必要になる場合があるため、不安な場合は専門家に相談することをおすすめします。

3. 決済失敗時の対応

クレジットカードの有効期限切れや、利用限度額超過などで決済が失敗することがあります。Squareでは、決済失敗時に自動でリトライが行われますが、それでも失敗した場合はサロン側から顧客に連絡してカード情報の更新を依頼する必要があります。

サブスクリプション成功のためのポイント

最後に、エステサロンでサブスクリプションを成功させるためのポイントをまとめます。

1. 既存顧客から先行販売する

いきなり新規顧客にサブスクリプションを販売するのはハードルが高いです。まずは既存のリピーター顧客に限定で先行販売し、フィードバックを得ながら改善していくのがおすすめです。

2. 特典・限定サービスを設ける

月額会員だけの特典を設けることで、契約の魅力を高められます。

  • 会員限定メニューの提供
  • 物販商品の割引
  • 優先予約権
  • 誕生日月の特別サービス

3. 解約ハードルを下げる

「いつでも解約OK」を明示することで、顧客は安心して契約できます。解約ハードルを高くすると、そもそも契約に踏み切ってもらえないため、入会のハードルを下げることを優先しましょう。

4. 来店促進の仕組みを作る

月額会員が来店しない月が続くと、「もったいないから解約しよう」という心理が働きます。定期的な来店リマインドの配信や、来店特典の付与で、継続率を高める工夫が必要です。

まとめ

Squareのサブスクリプション機能を活用すれば、エステサロンに月額制メニューを簡単に導入できます。

導入のポイント:

  1. 料金設計:顧客にとって「お得」と感じる割引率を設定
  2. 複数プラン:松竹梅の法則を活用し、3段階のプランを用意
  3. 特典設計:会員限定の特典で、契約の魅力を高める
  4. 継続施策:来店リマインドなど、解約防止の仕組みを構築

サブスクリプションモデルは、売上の安定化とリピート率向上を同時に実現できる、サロン経営の強力な武器です。ぜひSquareの継続課金機能を活用して、安定したサロン経営を実現してください。

この記事を監修した企業

株式会社フ.リー

AI×美容商材×DXでビジネスの可能性を広げるパートナー企業。エステサロン・美容クリニック・整骨院などに向けた業務用美容機器の提供や、AI集客・DX支援を行っています。

主な事業:

  • 美容・健康プロダクト開発(THE MINERALS など)
  • 業務用エステ機器の販売・サポート
  • AI集客・MEO対策・DX支援(BMAシリーズ)
  • エステサロン検索サイト「THE ESTHETIC FAN」運営

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