水玉リフティングは、ドイツ製の高密度超音波器を用いた最新の美容施術です。この施術法は、老化して鈍化した肌細胞に高密度の振動エネルギーを与えることで、お肌をみずみずしくする効果や引き締め効果をもたらします。 韓国で大きな人気を博し、近年日本でも多くの美容クリニックやエステサロンで導入されるようになった施術方法です。
施術の原理
水玉リフティングは、肌に高密度超音波の振動エネルギーを与える施術です。肌状態に合わせて周波数を変えられるので、さまざまな症状にアプローチでき、肌の引き締めだけでなくニキビ痕やアトピー性皮膚炎の改善など幅広い施術ができます。
従来の超音波システムと比較して、水玉リフティングは超音波を発するエネルギー量が大きくなっています。一般的な超音波美顔器は1MHzと3MHzの超音波が主流でしたが、水玉リフティングでは10MHzの超音波も適用可能で、超音波の周波数が高くなることで振動がより細かくなり、効果的に肌の深層部にアプローチできます。
施術の流れ
水玉リフティングの一般的な施術の流れは以下の通りです:
- カウンセリング – 肌の状態や悩みに合わせた施術プランを立てます
- クレンジング – 肌の汚れや余分な皮脂を取り除きます
- 超音波照射 – 特殊なハンドピースを使って肌に超音波を照射します
- 美容成分の導入 – 超音波の振動により美容液の成分が肌に浸透しやすくなります
- 保湿・仕上げ – 最後に肌を保護するためのケアを行います
実際の施術は30分もかからない程度の短時間で、肌に針を打ったりレーザーを当てるようなことはないため、肌への負担感はほとんどありません。じんわりとした温かさを感じるだけで、リラックスしながら受けられる施術です。
水玉リフティングの主な効果
施術直後から肌のみずみずしさや弾力を感じられるのが水玉リフティングの特徴です。さらに継続によって肌組織のバランスが整い、コラーゲン生成の正常化によるリフティング効果にも期待できます。
水玉リフティングの良い点は即効性が感じられることです。施術してすぐに肌がふっくらモチモチになり、肌表面に油分の膜を置くタイプのスキンケアでは叶わない、肌の奥で潤いと弾力を感じてハリが目立つようになります。
多様な肌トラブルへの対応
水玉リフティングは様々な肌の悩みに対応できます。リフトアップ、肌再生、引き締め、エイジングケア、肌質改善だけでなく、炎症ニキビ、ニキビ痕、アトピー性皮膚炎、ケロイドなどの肌トラブルの改善にも効果が期待できます。
コラーゲン生成の促進
LDM水玉リフティングの高密度超音波エネルギーは、皮膚の中の細胞の正常なLife cycle(生成/分解のバランス)を促進させ、健康で若々しい肌へと導きます。また、コラーゲン生成酵素であるHSPS(ヒートショックプロテイン)を増加させ、様々な組織の支持と結合する力を底上げします。
お肌のハリをキープするために必要不可欠なコラーゲンやエラスチンは、加齢が進むにつれ減少します。水玉リフティングの超音波が肌のバリア機能を破壊するタンパク質分解酵素(MMPs)の生成を抑え、肌に熱による強い刺激を与えることなくヒートショックプロテインを増やし、肌再生とコラーゲンの増生を促す効果が期待できます。
【PR】効果的な併用施術 – グロッティプロとの相乗効果
水玉リフティングの効果をさらに高めたいなら、医療分野の技術を美容に応用した「グロッティプロ」との併用がおすすめです。グロッティプロは近赤外線と音響振動のオリジナル技術を搭載した次世代の再生美容マシンで、1,500以上の医療機関でも採用されている信頼性の高い機器です。
水玉リフティングで肌細胞に活力を与えた後、グロッティプロの近赤外線技術で深部へのアプローチを行うことで、より総合的な美肌効果が期待できます。
特に、コラーゲン生成促進やハリ・弾力の改善において相乗効果を発揮します。
水玉リフティングのメリット
サーマクールやウルセラなどの医療レーザーは細胞にダメージを与えますが、LDM水玉リフティングは皮膚や肌細胞にダメージを与えることなく周波数を変えながら表皮や皮下組織などへアプローチが可能です。痛みや肌ダメージが少ないため、敏感肌や痛みが苦手でレーザーに踏み切れなかった方も受けられます。
水玉リフティングは他の施術などと比較すると、ダウンタイムが短く、痛みが少ない施術です。しかし、どんな施術においても副作用が全くないわけではなく、まれに発赤・熱感・かゆみ・痛み・乾燥などを生じる可能性があります。
敏感肌でも受けられる
肌に強い刺激を与えないため、敏感な肌の方でも受けていただける施術です。ただし、施術部位に炎症が起きている場合は施術を控えた方が良い場合があります。
水玉リフティングは敏感肌やアトピーの方でも施術可能です。ただし、肌の状態や症状には個人差があるため、医師やエステティシャンに事前に相談することが重要です。
目元や口元など細かい部位にも対応
LDM水玉リフティングは、ハイフが照射できない目元や口元などにも施術可能です。一般的なサーマクール、ウルセラといった細胞をレーザーで焼きつける施術と異なり、筋膜まで届く振動による施術のため肌ダメージが少ないのも大きな特徴です。
他の施術との組み合わせが可能
LDM水玉リフティングを各種レーザーや肌育注射の施術前後に併用することで、ダウンタイム軽減や効果の向上が期待できます。特に肌の水分量が少ない方は炎症反応が出やすく痛みを感じやすいため、事前の併用をおすすめしています。
水玉リフティングのデメリット
水玉リフティングの効果の持続期間は約2週間といわれています。そのため、継続して施術を受けていない場合、満足した結果を得にくい可能性があります。施術を受けてから2週間以上経過している場合は、効果の持続期間外になっていると考えられます。
継続的な施術が必要
水玉リフティングの効果は早ければ施術当日に実感でき、一般的な持続期間は2週間程度です。効果が表れるのは早いですが持続期間が短いため、1ヶ月に2回程度の頻度で施術が必要でしょう。定期的に施術を受けることで、効果がより長く持続するようになり、ハリのある若々しい肌を保てます。
水玉リフティングは1回目の施術だけでは、肌に劇的な変化が生じるわけではありません。効果を正しく見極めるためには、定期的な施術(1~2週間くらいの頻度)を、継続して3~4回受けることが必要です。
コストがかかる
持続期間が短く、継続的な施術が必要なため、長期的に見るとコストがかさむ可能性があります。一回の施術料金は比較的リーズナブルでも、定期的に通い続ける必要があるため、トータルコストを考慮する必要があります。
施術者の技術による差
水玉リフティングの効果は施術者の技術や使用する機器の性能によって差が出ることがあります。質の高い施術を受けるためには、信頼できるクリニックやエステサロンを選ぶことが重要です。
水玉リフティングを受ける際の注意点
LDM水玉リフティングはエステサロンで利用できる機器もありますが、本来のLDM®-MEDは医療機関のみで扱える医療機器です。医療機関以外で、正規のLDM®-MEDを使用したLDM水玉リフティングの施術を受けることはできません。施術を受ける際は、使用機器について必ずクリニックに確認しましょう。
肌の状態に合わせた施術プランを立てる
水玉リフティングを受ける前に、専門の美容皮膚科医やエステティシャンと相談し、自分の肌に最適な施術プランを立てることが大切です。肌の状態や悩みに合わせた周波数設定や施術回数を決めることで、より効果的な結果を得ることができます。
施術後のホームケアも重要
水玉リフティングの効果を最大限に引き出すためには、施術後の適切なスキンケアも重要です。保湿を中心としたケアを行い、肌の状態を良好に保つようにしましょう。また、紫外線対策もしっかりと行うことで、施術効果を長持ちさせることができます。
水玉リフティングに適した肌悩み
水玉リフティングは以下のような肌悩みを持つ方に特におすすめです:
- 乾燥肌に悩む方 – 高密度超音波が肌の深部まで水分を届け、潤いを与えます
- 肌のハリ・弾力の低下が気になる方 – コラーゲン生成を促進し、肌のハリを取り戻します
- 敏感肌やアトピー肌の方 – 刺激が少なく、肌に優しい施術として受けられます
- ニキビ痕や肌荒れが気になる方 – 肌の再生を促し、肌質を改善します
- 軽度のたるみやしわが気になる方 – リフティング効果でたるみを改善します
まとめ
水玉リフティングは、高密度超音波の力で肌の深部にアプローチし、潤いやハリを与える最新の美容施術です。痛みやダウンタイムが少なく、敏感肌の方でも受けられるというメリットがありますが、効果の持続期間が短く、継続的な施術が必要というデメリットもあります。
自分の肌の状態や悩みに合わせて、専門家と相談しながら適切な施術プランを立てることで、より効果的な結果を得ることができるでしょう。水玉リフティングは単体での施術だけでなく、他の美容施術と組み合わせることで、さらに効果を高めることも可能です。
美容医療やエステの世界では常に新しい技術が開発されていますが、水玉リフティングは痛みが少なく即効性があるという特徴から、今後もさらに注目される施術になると考えられます。