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【2025年最新版】加湿器おすすめ人気ランキングTOP10|プロが選ぶ乾燥対策に最適な製品を徹底比較

冬の乾燥した空気は、肌や喉に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルスの活動を活発化させる原因にもなります。快適な室内環境を保つために欠かせないのが加湿器です。しかし、スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式など、さまざまな種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2025年最新の加湿器おすすめ人気ランキングを徹底比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。あなたのライフスタイルや部屋の広さに合った最適な1台を見つけてください。

加湿器の選び方|4つの重要ポイント

加湿器を選ぶ際には、以下の4つのポイントを押さえることが重要です。

1. 加湿方式で選ぶ

加湿器には主にスチーム式気化式超音波式ハイブリッド式の4種類があります。

スチーム式は、水を加熱して蒸気を発生させる方式で、加湿能力が高く衛生的です。ただし、電気代が高めで、吹き出し口が熱くなるため小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。

気化式は、フィルターに水を含ませてファンで風を送ることで加湿します。電気代が安く、安全性が高い一方で、加湿能力はやや控えめです。

超音波式は、超音波で水を微細な霧にして放出します。静音性に優れていますが、雑菌が繁殖しやすく、こまめなメンテナンスが必要です。

ハイブリッド式は、気化式と温風を組み合わせたもので、加湿能力と省エネ性のバランスが取れています。

2. 適用畳数で選ぶ

加湿器を選ぶ際は、設置する部屋の広さに合った適用畳数のものを選びましょう。適用畳数が小さすぎると十分に加湿できず、大きすぎると過加湿になり結露やカビの原因になります。一般的に、木造和室よりもプレハブ洋室の方が適用畳数が大きくなります。

3. お手入れのしやすさで選ぶ

加湿器は水を使う家電のため、定期的なお手入れが欠かせません。フィルター不要のスチーム式や、上から給水できるタイプ、抗菌加工が施されたモデルなど、お手入れの手間を軽減できる機能があるものを選ぶと便利です。

4. 静音性と消費電力で選ぶ

寝室で使用する場合は静音性が重要です。運転音が30dB以下のモデルであれば、睡眠を妨げることなく使用できます。また、長時間使用する加湿器は電気代も気になるポイント。気化式やハイブリッド式は比較的省エネです。

加湿器おすすめ人気ランキングTOP10【2025年最新版】

それでは、2025年最新の加湿器おすすめ人気ランキングをご紹介します。各製品の特徴を詳しく解説していきます。

第1位:ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXT724

加湿方式 ハイブリッド式(気化式×温風気化式)
適用畳数 木造和室12畳/プレハブ洋室19畳
タンク容量 約6.3L
加湿量 700mL/h
運転音 13~32dB
価格帯 約30,000円前後

家電批評2024年11月号で加湿器ランキング総合1位を獲得したダイニチのハイブリッド式加湿器です。気化式と温風気化式を自動で切り替えることで、パワフルな加湿と省エネを両立しています。

最大の魅力は業界トップクラスの静音性で、最小運転音はわずか13dBと図書館よりも静かです。ターボ機能により設定湿度まで素早く到達し、その後は自動でエコモードに切り替わるため電気代も抑えられます。

お手入れの面でも優秀で、使い捨てのトレイカバー気化フィルターが用意されており、交換するだけで清潔さを保てます。4つの抗菌加工により、水と風の通り道を衛生的にキープします。

デザイン性も高く、サンドホワイトとショコラブラウンの2色から選べ、インテリアにも馴染みやすい仕上がりです。

第2位:象印 スチーム式加湿器 EE-TA60-BM

加湿方式 スチーム式
適用畳数 木造和室10畳/プレハブ洋室17畳
タンク容量 約4.0L
加湿量 600mL/h
運転音 約32~36dB
価格帯 約30,000~45,000円

象印が2024年に発売したハイパワー加湿タイプのスチーム式加湿器です。象印のスチーム式加湿器の中で最も高い加湿能力600mL/hを誇り、広いリビングでもしっかりと加湿できます。

スチーム式の最大のメリットは衛生面です。水を沸騰させてから蒸気を出すため、雑菌やカビの心配がほとんどありません。また、フィルター不要で、広口容器のためお手入れも簡単です。

安全面にも配慮されており、チャイルドロックふた開閉ロック転倒湯もれ防止構造のトリプル安心設計となっています。デジタル表示で湿度やタイマー設定が一目でわかるのも便利です。

デメリットは電気代が高めな点ですが、サーキュレーターと併用することで効率的に加湿できます。

第3位:シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-T75-W

加湿方式 ハイブリッド式(気化式×温風気化式)
適用畳数 木造和室12.5畳/プレハブ洋室21畳
タンク容量 約4.0L
加湿量 750mL/h
運転音 22~41dB
価格帯 約18,000~25,000円

シャープ独自のプラズマクラスター7000を搭載したハイブリッド式加湿器です。加湿と同時に空気中の浮遊ウイルスや静電気を抑制し、より快適な空間を作り出します。

最大の特徴はバケツ型のタンクで、トレイとタンクが一体化しているため、給水やお手入れが非常に楽です。抗菌・防カビ加工が施されており、清潔性も高く保てます。

消費電力が低く、エコモード運転時は24Wと経済的です。広い部屋にも対応できる加湿能力を持ちながら、コストパフォーマンスに優れている点が人気の理由です。

第4位:パナソニック ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXY07

加湿方式 気化式
適用畳数 木造和室12畳/プレハブ洋室19畳
タンク容量 約4.2L
加湿量 700mL/h
運転音 15~40dB
価格帯 約25,000~35,000円

パナソニックのナノイー搭載ヒーターレス気化式加湿機は、圧倒的な省エネ性能が魅力です。DCモーターを採用し、パワフルな加湿能力と低消費電力を両立。1時間あたりの電気代はわずか約0.3円と、24時間つけっぱなしでも気になりません。

壁にピタッと設置できる薄型デザインで、設置場所を選びません。静かモードでは運転音15dBと非常に静かで、就寝時にも快適に使用できます。

ナノイーが加湿フィルターを清潔に保つフィルター清潔モードも搭載しており、菌の繁殖や加湿能力の低下を抑えます。お急ぎモードやおまかせモードなど、多彩な運転モードも便利です。

第5位:象印 スチーム式加湿器 EE-DF50-HA

加湿方式 スチーム式
適用畳数 木造和室8畳/プレハブ洋室13畳
タンク容量 約4.0L
加湿量 480mL/h
運転音 約32dB
価格帯 約22,000~33,000円

象印のスチーム式加湿器のスタンダードモデルです。フィルター不要で、広口容器のため給水もお手入れも簡単。クエン酸洗浄モードが搭載されており、溶かしたクエン酸を入れるだけで容器内を清潔に保てます。

連続加湿時間は強モードで約8時間、弱モードで約32時間と長時間運転が可能です。湿度センサーと室温センサーのデュアルセンサーが快適な湿度を自動コントロールしてくれます。

安全性も高く、チャイルドロックや転倒湯もれ防止構造を備えています。寝室や子供部屋でも安心して使用できる1台です。

第6位:アイリスオーヤマ ハイブリッド加湿器 PH-UH35-W

加湿方式 ハイブリッド式(超音波式×加熱式)
適用畳数 木造和室6畳/プレハブ洋室10畳
タンク容量 約4.5L
加湿量 350mL/h
運転音 約35dB以下
価格帯 約8,000~12,000円

アイリスオーヤマのハイブリッド加湿器は、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルです。超音波式と加熱式を組み合わせることで、雑菌の繁殖を抑えながら効率的に加湿します。

上から給水できるため、タンクを取り外す手間がなく便利です。アロマトレイが付いており、お好みの香りで癒しの空間を演出できます。

リーズナブルな価格ながら、リモコン付きで遠隔操作が可能。一人暮らしや小さな部屋での使用に最適です。

第7位:ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-LX1225

加湿方式 ハイブリッド式(気化式×温風気化式)
適用畳数 木造和室20畳/プレハブ洋室33畳
タンク容量 約7.0L
加湿量 1,200mL/h
運転音 13~40dB
価格帯 約40,000~50,000円

ダイニチのハイエンドモデルで、最大加湿量1,200mL/hという圧倒的なパワーを誇ります。広いリビングやオフィスでの使用に最適です。

スマートリモコン対応で、外出先からでもスマホで操作できます。7.0Lの大容量タンクは上下に持ち手があり、両手で安定して持ち運べます。

使い捨てのトレイカバーや、スライドするだけでフィルターを掃除できる「かんたんフィルタークリーナー」を採用し、お手入れの手間を大幅に削減。2019年度グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインも魅力です。

第8位:象印 STAN. 加湿器 EE-FA50

加湿方式 スチーム式
適用畳数 木造和室8畳/プレハブ洋室13畳
タンク容量 約3.0L
加湿量 480mL/h
運転音 約32dB
価格帯 約18,000~25,000円

象印のライフスタイルブランド「STAN.」シリーズの加湿器です。マットな質感とシンプルなデザインが特徴で、インテリアにこだわる方におすすめです。

スチーム式ならではの高い衛生性とフィルター不要の手軽さはそのままに、コンパクトなサイズ感で設置場所を選びません。カラーはブラックとホワイトの2色展開です。

第9位:山善 スチーム式加湿器 KS-J242

加湿方式 スチーム式
適用畳数 木造和室6畳/プレハブ洋室9畳
タンク容量 約2.4L
加湿量 360mL/h
運転音
価格帯 約5,000~8,000円

山善のスチームキューブは、シンプル機能で低価格が魅力のエントリーモデルです。余計な機能を省いた分、価格を抑えており、初めて加湿器を購入する方にもおすすめです。

コンパクトで置き場所を選ばず、お手入れも簡単。基本性能がしっかりしているため、コストパフォーマンスに優れています。

第10位:ティファール 加熱超音波式加湿器 HD3040J0

加湿方式 ハイブリッド式(加熱超音波式)
適用畳数 木造和室7畳/プレハブ洋室11畳
タンク容量 約2.3L
加湿量 400mL/h
運転音
価格帯 約10,000~15,000円

ティファールの加熱超音波式加湿器は、上から直接給水できる便利なデザインです。フィルター不要で、日々のお手入れは石けん水で洗うだけと簡単です。

コンパクトながら加湿能力は十分で、寝室や個室での使用に適しています。スタイリッシュな見た目で、インテリアとしても楽しめます。

加湿器の種類別メリット・デメリット比較

それぞれの加湿方式の特徴を表にまとめました。購入時の参考にしてください。

加湿方式 メリット デメリット おすすめの人
スチーム式 ・加湿能力が高い
・衛生的
・フィルター不要
・電気代が高い
・吹き出し口が熱い
・運転音がやや大きい
衛生面を重視する人
広い部屋を加湿したい人
気化式 ・電気代が安い
・安全性が高い
・静音性に優れる
・加湿能力が控えめ
・フィルター掃除が必要
電気代を抑えたい人
長時間運転したい人
超音波式 ・静音性が高い
・デザイン性に優れる
・コンパクト
・雑菌が繁殖しやすい
・こまめなメンテナンスが必要
デザインを重視する人
卓上で使いたい人
ハイブリッド式 ・バランスが良い
・省エネと加湿力を両立
・自動切替で効率的
・価格がやや高い
・構造が複雑
総合的な性能を求める人
広いリビングで使いたい人

加湿器の正しい使い方とメンテナンス方法

加湿器を効果的に使用し、長く清潔に保つためのポイントをご紹介します。

加湿器の設置場所

加湿器は部屋の中央付近に設置するのが理想的です。窓際や壁際は温度が低く、センサーが誤作動する可能性があります。エアコンの吸入口近くや風の通り道に置くと、水蒸気が効率的に拡散されます。

また、家具や家電から30cm以上離すことも重要です。過度な湿気が家具を傷めたり、家電の故障原因になったりすることがあります。

毎日のメンテナンス

毎日タンク内の水を入れ替え、タンクを水洗いすることが基本です。水道水に含まれる塩素が雑菌の繁殖を抑えてくれるため、水の入れ替えは非常に重要です。

水が減らないからといって継ぎ足すのではなく、必ず残った水を捨てて新しい水を入れましょう。ミネラルウォーターは塩素が含まれていないため、加湿器には使用しないでください。

定期的なお手入れ

加湿方式によって異なりますが、以下を目安にお手入れしましょう。

スチーム式:1~2か月に1回、クエン酸洗浄でカルキを除去します。

気化式・ハイブリッド式:2週間~1か月に1回、加湿フィルターを水やぬるま湯で押し洗いします。トレーやプレフィルターも定期的に清掃してください。

超音波式:1週間に1回以上、水が溜まる部分をスポンジや歯ブラシで洗います。カルキが固まった場合はクエン酸水に浸け置きしてください。

適切な湿度管理

快適な室内湿度は50~60%です。湿度が高すぎると結露やカビの原因になり、低すぎると乾燥による不快感や健康への影響が出ます。湿度計を併用して、適切な湿度を保ちましょう。

2025年の加湿器トレンド

2025年の加湿器市場では、以下のようなトレンドが見られます。

スマート家電化の進展

スマホアプリ連携音声操作に対応した加湿器が増えています。外出先から運転のオン・オフができたり、湿度を確認できたりと、より便利になっています。

衛生機能の強化

UV除菌イオン発生機能を搭載したモデルが人気です。清潔な加湿へのニーズの高まりを受けて、各メーカーが衛生機能を強化しています。

省エネ性能の向上

電気代の高騰を背景に、DCモーター搭載自動運転モードの改良など、省エネ性能がさらに向上しています。気化式やハイブリッド式の需要が高まっています。

お手入れ簡単モデルの充実

使い捨てパーツ自動洗浄機能を備えたモデルが増加しています。忙しい現代人のニーズに応え、メンテナンスの手間を極力減らす工夫がなされています。

よくある質問Q&A

Q1:加湿器はいつから使い始めるべきですか?

A:室内の湿度が50%を下回ったら使用を検討しましょう。一般的に、暖房を使い始める10月下旬から11月頃が目安です。湿度計で室内環境をチェックすることをおすすめします。

Q2:加湿器をつけっぱなしにしても大丈夫ですか?

A:基本的には問題ありませんが、過加湿にならないよう湿度管理が重要です。自動運転機能や湿度センサー付きのモデルを選ぶと安心です。また、毎日水を交換し、定期的なメンテナンスを忘れずに行ってください。

Q3:寝室で使う加湿器の選び方は?

A:静音性安全性を重視しましょう。運転音30dB以下で、チャイルドロック機能があると安心です。また、明るさ調整機能やランプ消灯機能があると、睡眠の妨げになりません。スチーム式は吹き出し口が熱くなるため、小さなお子様がいる場合は気化式やハイブリッド式がおすすめです。

Q4:加湿器肺炎って何ですか?

A:加湿器内で繁殖した雑菌やカビを吸い込むことで起こる肺炎のことです。症状は咳や発熱などで、2週間以上咳が続く場合は医療機関を受診してください。予防には毎日の水の入れ替え定期的な清掃が欠かせません。

Q5:加湿器の電気代はどのくらいかかりますか?

A:加湿方式によって大きく異なります。気化式は1時間あたり約0.3~1円、ハイブリッド式は約3~10円、スチーム式は約10~15円が目安です。ただし、運転モードや設定によって変動するため、省エネモードを活用すると電気代を抑えられます。

まとめ|あなたに最適な加湿器を見つけよう

2025年のおすすめ加湿器ランキングをご紹介しました。それぞれの製品には特徴があり、使用環境やライフスタイルによって最適な選択は異なります。

総合的な性能とコスパを求めるなら、ダイニチのハイブリッド式加湿器HD-RXT724がおすすめです。静音性、省エネ性、お手入れのしやすさのバランスが優れています。

衛生面を最優先するなら、象印のスチーム式加湿器EE-TA60-BMやEE-DF50-HAが最適です。フィルター不要で清潔に使用でき、広い部屋にも対応できます。

電気代を抑えたいなら、パナソニックのヒーターレス気化式加湿機FE-KXY07やシャープのプラズマクラスター加湿器HV-T75-Wがおすすめ。24時間運転でも電気代が気になりません。

初めて購入する方や予算を抑えたい方には、アイリスオーヤマのハイブリッド加湿器PH-UH35-Wや山善のスチーム式加湿器KS-J242が良いでしょう。基本性能がしっかりしており、コストパフォーマンスに優れています。

加湿器は冬の快適な暮らしに欠かせないアイテムです。本記事を参考に、あなたのニーズに合った最適な1台を見つけて、乾燥知らずの快適な毎日をお過ごしください。

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