フランス発の高周波温熱機器「ウィンバック(WINBACK)」が、エステサロンやスポーツ分野で注目を集めています。体の深部を温めることで血行やリンパの流れを促進し、痩身・美肌・痛みの緩和まで幅広い効果が期待できます。
本記事では、ウィンバックの仕組みや効果、料金相場、インディバとの違いを解説します。サロンへの導入を検討中のオーナー様向けの情報もまとめています。
ウィンバック(WINBACK)とは
ウィンバック(WINBACK)は、フランスで開発された高周波(ラジオ波)温熱機器です。0.3MHz〜1MHzの高周波を用いて体の深部を温め、血行促進・リンパ循環改善・組織修復を促します。
エステサロンでの痩身・フェイシャルケアだけでなく、スポーツ医療やリハビリテーション、整骨院など幅広い分野で導入されているのが特徴です。フランスのプロサッカーリーグやラグビーチームでも採用されています。
高周波(ラジオ波)温熱療法の仕組み
高周波(RF)温熱療法は、電磁波の一種であるラジオ波を体内に通すことで、細胞分子の振動による摩擦熱を発生させる技術です。体の外側から温めるホットパックやサウナとは異なり、体内から直接発熱させるため、深部まで効率よく温められます。
ウィンバックは0.3MHz〜1MHzの範囲で周波数を変えられるため、浅い層から深い層まで加温の深さをコントロールできるのが強みです。周波数が低いほど体の深部に到達し、高いほど皮膚表面に近い層に作用します。
3つの施術モード
RET(深部加温)
体の深部(脂肪層・筋肉層)を集中的に加温します。内臓脂肪や深部のコリにアプローチし、代謝促進や脂肪分解をサポートします。
CET(浅部加温)
皮膚表面から浅い層を温めます。フェイシャルケアやセルライトケア、浅い層の筋肉ケアに適しています。
TECAR(RET+CET同時)
深部と浅部を同時に加温するモードで、より効率的な施術が可能です。RETとCETを組み合わせることで、施術時間を短縮しながら広い範囲をカバーできます。
施術の流れ
ウィンバック施術の一般的な流れは以下のとおりです。
1. カウンセリング(10分)
お悩みや体の状態をヒアリングし、施術する部位とモード(RET/CET/TECAR)を決定します。
2. 施術準備
施術部位にクリームまたはジェルを塗布します。ウィンバックはオイルやクリームを介して高周波を伝えるため、ハンドマッサージと組み合わせた施術が基本です。
3. 施術(30〜60分)
エステティシャンがハンドピースで施術部位をマッサージしながら高周波を照射します。施術中は心地よい温かさを感じ、リラクゼーション効果も得られます。必要に応じてRETとCETを切り替えながら進めます。
4. アフターケア
施術後はクリームを拭き取り、保湿ケアを行います。体が温まった状態が数時間続くため、水分補給を十分に行うことが推奨されます。
期待できる効果
痩身・ボディケア
・セルライトの改善(脂肪組織を柔らかくし分解を促進)
・代謝向上による脂肪燃焼のサポート
・むくみの解消(リンパ循環の促進)
・体の冷えの改善
フェイシャルケア
・たるみの改善・リフトアップ
・くすみ改善・トーンアップ
・小顔効果
・肌のハリ・弾力の向上
スポーツ・リハビリ
・筋肉痛・関節痛の緩和
・怪我からの回復促進
・運動前のウォーミングアップ
・パフォーマンス向上
効果の実感と持続期間
1回の施術でも「体がポカポカする」「むくみが軽くなった」という実感を得やすいのがウィンバックの特徴です。痩身やフェイシャルの効果は施術後3〜7日程度持続し、週1〜2回のペースで継続することで効果が蓄積されていきます。目に見えるボディラインの変化は2〜3ヶ月の継続で実感される方が多い傾向です。
料金相場と通う頻度
| メニュー | 料金目安 | 施術時間 |
|---|---|---|
| フェイシャル | 8,000円〜15,000円 | 30〜60分 |
| ボディ痩身 | 10,000円〜25,000円 | 60〜90分 |
| スポーツケア | 5,000円〜12,000円 | 30〜60分 |
| フェイシャル+ボディセット | 15,000円〜35,000円 | 90〜120分 |
推奨頻度は週1〜2回。痩身目的の場合は2〜3ヶ月の継続で変化を実感される方が多いとされています。初回体験価格を設けているサロンも多く、3,000〜8,000円程度で試せるケースもあります。
ダウンタイムと注意点
ウィンバックはダウンタイムなしの施術です。施術中は心地よい温かさを感じる程度で、痛みはほぼありません。
施術後の注意事項
・施術後は体が温まり代謝が上がるため、十分な水分補給を行う
・施術当日のアルコール摂取は控える(血行促進により酔いが回りやすい)
・施術直後の激しい運動は避ける(30分〜1時間程度の休憩が推奨)
施術を受けられない方
・妊娠中の方
・ペースメーカー使用者
・体内に金属が埋め込まれている方
・悪性腫瘍のある方
・施術部位に重度の炎症がある方
・発熱時の方
インディバとの違い
ウィンバックとよく比較されるのが、スペイン発の高周波温熱機器「インディバ(INDIBA)」です。
| 比較項目 | ウィンバック | インディバ |
|---|---|---|
| 原産国 | フランス | スペイン |
| 周波数 | 0.3MHz〜1MHz(可変) | 0.448MHz(固定) |
| 施術モード | RET・CET・TECAR | RET・CET |
| 加温の特徴 | 周波数可変で深さを調整可能 | 固定周波数で安定した加温 |
| 対応分野 | 美容+スポーツ+医療 | 主に美容+医療 |
| 導入コスト | やや抑えめ | 高め |
| 知名度 | 近年急速に拡大中 | 日本での認知度が高い |
| 消耗品 | 専用クリーム使用 | 専用クリーム使用 |
ウィンバックは周波数を可変できるため、深部から浅部まで加温の深さを調整しやすいのが強みです。また、TECARモード(RET+CET同時使用)はウィンバック独自の機能で、施術効率を高められます。
一方、インディバは0.448MHzの固定周波数による安定した深部加温に定評があり、30年以上の歴史と研究実績で信頼性に優れています。日本国内での知名度も高く、「インディバ」というキーワードで来店するお客様も多いのが強みです。
どちらも高周波温熱機器として優れた効果が期待でき、導入目的やサロンのコンセプトに合わせて選ぶのがポイントです。
サロン経営者向け:ウィンバック導入のメリット
ウィンバックはエステサロンの痩身・フェイシャルメニューとして、幅広い用途で活用できる機器です。
幅広いメニュー展開
1台でフェイシャル、ボディ痩身、スポーツケア、リラクゼーションと、複数のメニューを提供できます。ターゲット層を美容客だけでなくスポーツ愛好家にも広げられるのが独自の強みです。
他施術との組み合わせ
ウィンバックで体を温めた後にキャビテーションやEMSを行うことで、脂肪分解や筋肉刺激の効果を高められます。既存の痩身メニューに「+ウィンバック」でアップセルが可能です。例えば、セルライトゼロ2のキャビテーション施術前にウィンバックで深部加温を行うことで、脂肪へのアプローチ効果を最大化できます。
導入コストと回収見込み
ウィンバックの導入費用は機種やプランにより異なりますが、一般的に150万〜300万円程度です。ボディ痩身1回15,000円で月30名施術した場合、月の施術売上は45万円。消耗品費を差し引いても、6〜12ヶ月程度で投資回収が見込めます。
導入のポイント
・メーカーによる導入研修・技術講習が提供される
・ハンドピースの種類が豊富で、部位に応じた施術が可能
・コンパクトなサイズで場所を取らない
・ランニングコスト(専用クリーム)は月2〜5万円程度
導入のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
ウィンバックは痛くないですか?
痛みはありません。施術中は心地よい温かさを感じる程度で、リラクゼーション効果もあります。RETモード(深部加温)では「じんわりとお腹の奥から温まる」感覚を覚える方が多いです。出力は肌の状態やお客様の感覚に合わせて調整します。
ウィンバックで痩せますか?何回で効果が出ますか?
ウィンバック単体で劇的に体重が落ちるものではありませんが、深部加温による代謝向上・セルライト改善・むくみ解消により、ボディラインの変化を実感される方は多いです。一般的に週1〜2回のペースで8〜12回(2〜3ヶ月)の継続で変化を感じやすくなります。食事管理や運動と併用することで、より効果が出やすくなります。
ウィンバックとインディバはどちらがおすすめですか?
どちらも高周波温熱機器として優れた効果があります。ウィンバックは周波数を可変できる柔軟性とスポーツ分野への対応力が強み。インディバは長年の実績と高い知名度が強みです。サロンのコンセプトやターゲット層に合わせて選ぶのが最適です。スポーツ層も取り込みたい場合はウィンバック、「インディバ」というブランド名での集客を重視するならインディバが適しています。
ウィンバックはどのくらいの頻度で通うのが理想ですか?
痩身目的の場合は週1〜2回が推奨されます。フェイシャル目的の場合は2週間に1回でも十分な効果が見込めます。スポーツケアの場合はトレーニングスケジュールに合わせて、試合前後や高負荷トレーニング後のリカバリーとして活用するケースが多いです。
施術後に気をつけることはありますか?
特別なアフターケアは不要ですが、体が温まり代謝が上がるため十分な水分補給を行ってください。施術当日のアルコールは控えるのが推奨です。施術後のシャワーや入浴は問題ありません。
まとめ
ウィンバックは、フランス発の高周波温熱機器で、美容・スポーツ・医療と幅広い分野で活用されています。周波数を可変できる柔軟性と、深部から浅部までカバーする加温技術が特徴です。
消費者の方は、痩身やフェイシャルだけでなく、肩こりや冷えの改善にも効果が期待できるので、お悩みに合わせてお試しください。サロンオーナーの方にとっては、1台で複数メニューを展開でき、スポーツ層という新たなターゲットも開拓できる注目の機器です。
