朝のヘアセットに欠かせないカールドライヤー。ブローしながら同時にスタイリングができるため、忙しい朝の時短アイテムとして多くの方に愛用されています。しかし、いざ購入しようと思っても、価格帯も機能も様々で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、2025年11月時点でAmazonで購入できるカールドライヤー15選を徹底比較。価格は1,960円から7,520円まで幅広く、それぞれの特徴や選び方のポイントを詳しく解説します。あなたのヘアスタイルや予算に合った最適な一台を見つけるお手伝いをさせてください。
カールドライヤーとは?普通のドライヤーとの違い
カールドライヤーは、ドライヤーの機能とブラシが一体化したヘアスタイリングツールです。「くるくるドライヤー」とも呼ばれ、髪を乾かしながら同時にカールやボリュームを作ることができます。
普通のドライヤーとブラシを両手で使い分ける必要がないため、不器用な方でも簡単にサロン仕上げのようなスタイリングが可能です。特に、内巻きボブやふんわりとしたボリュームアップスタイルを作りたい方には欠かせないアイテムとなっています。
カールドライヤーのメリット
カールドライヤーの最大のメリットは、片手で髪を乾かしながらスタイリングができることです。朝の忙しい時間帯でも、短時間でしっかりとしたヘアスタイルを作ることができます。
また、ブラシ部分が回転式のモデルでは、髪に自然なカールをつけやすく、ヘアアイロンよりも髪へのダメージを抑えられるという利点もあります。温風と冷風を切り替えることで、スタイルをしっかりキープすることも可能です。
カールドライヤーのデメリット
一方で、カールドライヤーにもいくつかのデメリットがあります。まず、普通のドライヤーと比べると風量が弱めの製品が多いため、髪全体を乾かすのに時間がかかる場合があります。そのため、髪の量が多い方や髪が長い方は、ある程度タオルドライしてから使用することをおすすめします。
また、ブラシ部分に髪が絡まりやすいというデメリットもあります。特に髪が傷んでいる場合は、使用中に髪が引っかかってしまうことがあるため、注意が必要です。
カールドライヤーの選び方:5つの重要ポイント
カールドライヤーを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、失敗しない選び方のコツを5つのポイントに絞って解説します。
1. ブラシの種類と付属品をチェック
カールドライヤーには、様々なタイプのブラシが付属しています。最も一般的なのは、ロールブラシタイプで、髪を巻き込みながらカールを作ることができます。ブラシの直径は18mmから32mm程度まであり、短い髪には小さめ、長い髪には大きめのブラシが適しています。
複数のブラシが付属しているモデルもあり、例えばテスコム TC365A-N/Eやテスコム TC530A-N/Eは2種類のブラシが付属しており、用途に応じて使い分けることができます。より多機能なモデルでは、5種類もの付属品が付いているMUDKAGU ドライヤーのような製品もあります。
2. マイナスイオン機能の有無
マイナスイオン機能は、髪の静電気を抑え、しっとりとまとまりのある仕上がりにしてくれる機能です。特に乾燥しやすい冬場や、髪のパサつきが気になる方には欠かせない機能と言えるでしょう。
今回紹介する15製品のうち、多くのモデルがマイナスイオン機能を搭載しています。例えば、パナソニック EH-KN7J-Wは、ナノイー技術を搭載しており、より高度なヘアケア効果が期待できます。
3. 重量と使いやすさ
カールドライヤーは、髪を乾かしながらスタイリングするため、どうしても使用時間が長くなりがちです。そのため、重量は非常に重要なポイントになります。
軽量モデルを謳っている製品が多く、特にテスコム TC105B-Wは軽量設計を強調しており、腕への負担を軽減してくれます。長時間の使用を考えると、できるだけ軽量なモデルを選ぶことをおすすめします。
4. 温風と冷風の切り替え機能
ヘアスタイルを長時間キープするためには、温風でスタイリングした後に冷風で冷やすことが重要です。そのため、温風と冷風を簡単に切り替えられる機能があると便利です。
多くのモデルが冷温風の切り替え機能を搭載しており、中にはコイズミ KHC-5070/Kのように温冷自動切替機能を搭載したモデルもあります。これにより、より効率的にスタイリングができます。
5. 価格帯と予算
カールドライヤーの価格帯は、エントリーモデルの2,000円前後から、高機能モデルの10,000円以上まで幅広くあります。初めてカールドライヤーを購入する方や、たまにしか使わない方であれば、3,000円前後のモデルでも十分な性能を持っています。
一方、毎日使用する方や、より高度なヘアケア機能を求める方には、5,000円以上のミドルレンジ以上のモデルがおすすめです。特にパナソニックのナノケアシリーズは、高価格帯ですが、その分高い性能と耐久性を誇っています。
価格帯別おすすめカールドライヤー
ここでは、予算に応じたおすすめのカールドライヤーをご紹介します。それぞれの価格帯で最もコストパフォーマンスに優れたモデルを厳選しました。
2,000円台:コスパ最強エントリーモデル
初めてカールドライヤーを購入する方や、予算を抑えたい方におすすめなのが2,000円台のモデルです。この価格帯でも、基本的な機能は十分に備えており、日常使いには問題ありません。
テスコム TC105B-W(1,960円)は、今回紹介する中で最も価格が安いモデルですが、22mmのキャッチクッションブラシを搭載しており、軽量設計で使いやすさも抜群です。Prime対応なので、すぐに手に入るのも嬉しいポイントです。

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テスコム TC365A-N/E(2,700円)は、マイナスイオン機能と2種類のブラシが付属しているにもかかわらず、3,000円以下という驚きの価格設定です。広がりを抑えたい方、ボリュームアップしたい方、内巻きスタイルを作りたい方など、様々なニーズに対応できます。

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また、コイズミ KHC-5415/BK(2,980円)もこの価格帯でおすすめです。Amazon.co.jp限定モデルで、マイナスイオン機能とスリムボディを実現しており、収納にも便利です。

コイズミ KHC-5415/BKの詳細を見る
3,000円台:バランス型ミドルレンジ
3,000円台のモデルは、価格と性能のバランスが最も優れた価格帯です。基本機能に加えて、プラスアルファの機能が欲しい方に最適です。
テスコム TC530A-N/E(3,710円)は、豚毛ブラシを採用し、ツバキオイル配合マイクロカプセルによる髪へのケア効果も期待できます。2種類のブラシが付属しており、用途に応じて使い分けることができます。

テスコム TC530A-N/Eの詳細を見る
コイズミ KHC-5304/P(3,789円)も、2種類のブラシとマイナスイオン機能を搭載しており、スリムボディで軽量設計なので、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴です。

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テスコム TC360A-W / TC360A-P(3,470円)は、マイナスイオン、冷温風切り替え、回転式コード、ラク抜きプラグなど、便利な機能を多数搭載。カラーはホワイトとピンクの2色から選べます。
4,000円~5,000円台:機能充実モデル
この価格帯になると、より高度な機能を搭載したモデルが登場します。毎日しっかりとスタイリングしたい方におすすめの価格帯です。
パナソニック EH-KE1J-S(4,650円)は、パナソニックのイオニティシリーズで、信頼性の高い日本メーカーの製品を手頃な価格で手に入れることができます。

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パナソニック EH-KE4L-K(5,291円)は2024年発売の最新モデルで、マイナスイオン機能に加えて「まとまりスタイル」を実現する設計になっています。

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7,000円以上:ハイエンドモデル
7,000円を超えるモデルは、プロ仕様に近い性能を持つハイエンドモデルです。より高度なヘアケアと仕上がりを求める方に最適です。
MUDKAGU ドライヤー(7,999円)は、5種類もの付属品が付いた多機能モデルです。カールドライヤーとしてだけでなく、様々なスタイリングに対応できます。3段階の冷熱風量調節やマイナスイオン機能、過熱防止機能も搭載しています。

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コイズミ KHC-5070/K(7,520円)は、イオンバランス機能と大風量1000Wを実現したハイパワーモデルです。温冷自動切替機能と3種類のブラシを搭載しており、サロンクオリティのスタイリングが可能です。

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パナソニック EH-KN7J-W(13,500円)は、今回紹介する中で最も高価なモデルですが、ナノケア技術とナノイー、イオンチャージ機能を搭載した最上位モデルです。髪の水分バランスを整え、しっとりとまとまる仕上がりを実現します。

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ブランド別特徴比較
カールドライヤーは、様々なメーカーから発売されていますが、ブランドによって特徴が異なります。ここでは、主要ブランドの特徴を比較してみましょう。
テスコム:コストパフォーマンスの王者
テスコムは、今回紹介する15製品のうち6製品を占める、カールドライヤー市場で圧倒的なシェアを持つブランドです。最大の特徴は、優れたコストパフォーマンスです。
2,000円台から3,000円台という手頃な価格帯で、マイナスイオン機能、複数ブラシの付属、冷温風切り替えなど、必要な機能をしっかりと搭載しています。特に、回転式コードやラク抜きプラグなど、使い勝手を向上させる細かな工夫が随所に見られます。
テスコムのカールドライヤーは、初めてカールドライヤーを購入する方や、コストを抑えたい方に特におすすめです。品質も安定しており、長く使えるモデルが多いのも魅力です。
パナソニック:日本メーカーの信頼性
パナソニックは、日本を代表する家電メーカーとして、高い信頼性と技術力を誇ります。カールドライヤーにおいても、その技術力は存分に発揮されています。
特に注目すべきは、ナノイー技術とイオニティ技術です。ナノイーは、一般的なマイナスイオンよりも水分量が多く、髪の内部まで浸透してしっとりとした仕上がりを実現します。EH-KN7J-Wのようなナノケアシリーズは、価格は高めですが、その分高い効果が期待できます。
また、イオニティシリーズは、ナノケアよりも手頃な価格で、日常使いに十分な性能を持っています。日本メーカーの製品を安心して使いたい方には、パナソニックがおすすめです。
コイズミ:バランスの取れた性能
コイズミは、価格と性能のバランスが優れたブランドです。エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広くラインナップしており、予算に応じて選びやすいのが特徴です。
特に、KHC-5070/Kのような上位モデルでは、イオンバランス機能や温冷自動切替など、高度な機能を搭載しています。また、スリムボディ設計のモデルが多く、収納性にも優れています。
デザイン性も高く、ブラックやピンクなど、おしゃれなカラーバリエーションが用意されているのも魅力です。
その他のブランド
MUDKAGUは、多機能性が特徴のブランドです。5種類もの付属品を付属させることで、カールドライヤーとしてだけでなく、様々なスタイリングに対応できます。コストパフォーマンスも良く、一台で多様なスタイリングを楽しみたい方におすすめです。
リンクのPIC-888は、2,980円という手頃な価格で、マイナスイオン機能を搭載しています。シンプルで使いやすいモデルを探している方に適しています。
髪質別おすすめモデル
髪質によって、適したカールドライヤーは異なります。ここでは、髪質別におすすめのモデルをご紹介します。
細い髪・やわらかい髪の方
細い髪ややわらかい髪の方は、ボリュームアップが課題になることが多いでしょう。そのような方には、風量が強めで、ボリュームアップ用のブラシが付属しているモデルがおすすめです。
テスコム TC365A-N/Eやテスコム TC530A-N/Eは、ボリュームアップ用のブラシが付属しており、根元から立ち上げるようなスタイリングが可能です。
また、軽量モデルを選ぶことで、髪への負担を減らし、ふんわりとした仕上がりを実現できます。
太い髪・硬い髪の方
太い髪や硬い髪の方は、しっかりとしたパワーが必要です。風量が強く、温度が高めに設定できるモデルを選びましょう。
コイズミ KHC-5070/Kは、大風量1000Wを実現しており、太い髪でもしっかりとスタイリングできます。また、温冷自動切替機能により、効率的にスタイルをキープできます。
豚毛ブラシを採用したテスコム TC530A-N/Eも、硬い髪をしっかりと捉えてスタイリングできるのでおすすめです。
くせ毛・広がりやすい髪の方
くせ毛や広がりやすい髪の方には、マイナスイオン機能が特に重要です。静電気を抑え、まとまりのある仕上がりを実現してくれます。
パナソニック EH-KN7J-Wのナノケアシリーズは、ナノイー技術により、髪の水分バランスを整え、しっとりとまとまる仕上がりを実現します。価格は高めですが、くせ毛に悩む方には特におすすめです。
また、パナソニック EH-KE4L-Kも、「まとまりスタイル」に特化した設計になっており、広がりを抑えるのに効果的です。
ダメージヘアの方
カラーやパーマで傷んだ髪の方は、できるだけ髪への負担が少ないモデルを選びましょう。温度調節ができるモデルや、ヘアケア機能が充実したモデルがおすすめです。
テスコム TC530A-N/Eは、ツバキオイル配合マイクロカプセルにより、スタイリングしながら髪をケアできます。
また、パナソニック EH-KN7J-Wのナノイー技術は、髪の内部まで水分を浸透させるため、ダメージヘアのケアに効果的です。
カールドライヤーの正しい使い方
カールドライヤーは、正しく使うことで、より美しい仕上がりを実現できます。ここでは、基本的な使い方から、プロのテクニックまでご紹介します。
基本的な使い方
カールドライヤーを使う前に、まずタオルドライでしっかりと水分を取り除きましょう。濡れすぎた状態で使用すると、スタイリングに時間がかかり、髪への負担も増えてしまいます。
次に、髪をブロッキングします。全体を一度にスタイリングしようとせず、上下左右に分けて、少量ずつスタイリングしていくのがコツです。まず下の髪からスタイリングし、徐々に上に移動していきます。
ブラシを髪の根元から毛先に向かって滑らせながら、温風を当てていきます。毛先までブラシが通ったら、そのまま数秒間温風を当て続け、その後冷風に切り替えてスタイルをキープします。
内巻きボブの作り方
内巻きボブは、カールドライヤーで最も作りやすいスタイルの一つです。まず、髪を耳の高さで上下に分け、下の髪からスタイリングします。
ブラシを髪の内側に入れ、毛先を内側に巻き込むようにしながら温風を当てます。毛先まで巻き込んだら、そのまま数秒間キープし、冷風で冷やします。これを繰り返すことで、きれいな内巻きカールが完成します。
トップの髪も同様に、少量ずつ取って内巻きにしていきます。最後に、前髪も軽く内巻きにすると、全体的にまとまった印象になります。
ボリュームアップの方法
髪にボリュームを出したい場合は、根元からしっかりと立ち上げることが重要です。まず、髪を下向きに倒し、内側からブラシを入れて根元を立ち上げるようにブローします。
特にトップの髪は、ブラシを垂直に立てて、真上に引き上げるようにしながら温風を当てると効果的です。根元が立ち上がったら、冷風でしっかりとキープします。
ボリュームアップ用のブラシが付属しているモデルを使うと、より効果的にボリュームを出すことができます。
カールの作り方
しっかりとしたカールを作りたい場合は、髪をブラシに巻き付けて、しばらくキープすることが重要です。髪を少量取り、ブラシに巻き付けたら、温風を当てながら10秒ほどキープします。
その後、ブラシを外さずに冷風に切り替え、さらに5秒ほどキープします。こうすることで、カールがしっかりと形づけられ、長時間持続します。
カールの大きさは、ブラシの直径によって変わります。小さめのカールが欲しい場合は小さめのブラシを、大きめのカールが欲しい場合は大きめのブラシを使用しましょう。
お手入れと長持ちさせるコツ
カールドライヤーを長く使い続けるためには、適切なお手入れが欠かせません。ここでは、お手入れ方法と長持ちさせるコツをご紹介します。
ブラシ部分のお手入れ
使用後は、ブラシ部分に髪の毛やホコリが絡まっていないかチェックしましょう。絡まった髪は、ピンセットなどを使って丁寧に取り除きます。
多くのモデルでは、ブラシ部分を取り外して水洗いすることができます。テスコム TC365A-N/Eやテスコム TC530A-N/Eなど、「ブラシ部分水洗い可能」と記載されているモデルは、定期的に水洗いすることで清潔に保つことができます。
水洗い後は、しっかりと乾燥させてから本体に取り付けましょう。濡れたまま使用すると、故障の原因になります。
吸気口のお手入れ
カールドライヤーの吸気口には、ホコリが溜まりやすいため、定期的な掃除が必要です。吸気口が詰まると、風量が落ちたり、モーターに負担がかかって故障の原因になります。
柔らかいブラシや掃除機を使って、吸気口のホコリを取り除きましょう。月に1回程度の掃除が理想的です。
保管方法
使用後は、コードを本体に巻き付けずに、ゆるく束ねて保管しましょう。コードを強く巻き付けると、断線の原因になります。
回転式コードを採用しているモデルは、コードが絡まりにくいため、お手入れが簡単です。テスコム TC365A-N/Eやテスコム TC360A-Pなどが回転式コードを採用しています。
また、湿気の多い場所での保管は避けましょう。浴室に置きっぱなしにすると、錆びや故障の原因になります。
長持ちさせるための使い方
カールドライヤーを長持ちさせるためには、適切な使い方も重要です。まず、連続使用時間を守りましょう。多くのモデルでは、連続使用時間が15分から20分程度に設定されています。
また、濡れすぎた髪に長時間使用するのも避けましょう。タオルドライでしっかりと水分を取り除いてから使用することで、モーターへの負担を減らすことができます。
定期的なメンテナンスと適切な使い方を心がけることで、カールドライヤーを長く愛用することができます。
よくある質問とトラブルシューティング
カールドライヤーを使っていると、様々な疑問やトラブルが生じることがあります。ここでは、よくある質問とその解決方法をご紹介します。
髪がブラシに絡まってしまう
カールドライヤーの使用中に髪がブラシに絡まってしまうのは、よくあるトラブルです。これは、一度に多くの髪を取りすぎていることが原因の場合が多いです。
解決方法としては、一度に取る髪の量を減らすことです。特に毛先は絡まりやすいため、慎重にブラシを通しましょう。また、髪が濡れすぎていると絡まりやすくなるため、ある程度乾かしてから使用することも効果的です。
もし絡まってしまった場合は、無理に引っ張らず、ブラシを逆回転させてゆっくりと外しましょう。
カールがすぐに取れてしまう
せっかく作ったカールがすぐに取れてしまうのは、冷却が不十分なことが原因です。温風でスタイリングした後は、必ず冷風で冷やしてスタイルを固定しましょう。
また、スタイリング剤を使用することで、カールの持続力を高めることができます。スタイリング前に軽くスタイリングムースを付けたり、仕上げにヘアスプレーを使用すると効果的です。
髪質によってもカールの持ちは変わります。特に、細くて柔らかい髪はカールが取れやすいため、しっかりとスタイリング剤を使用することをおすすめします。
ボリュームが出ない
ボリュームが出ない場合は、根元からしっかりと立ち上げることができていない可能性があります。ブラシを根元に当てて、真上に引き上げるようにブローしましょう。
また、髪が濡れすぎていると重さでボリュームが出にくくなります。ある程度乾かしてから、ボリュームアップ用のブラシを使用すると効果的です。
トップの髪を分け取って、内側から立ち上げるようにブローすることで、より効果的にボリュームを出すことができます。
風量が弱くなった
使用しているうちに風量が弱くなってきた場合は、吸気口にホコリが詰まっている可能性があります。吸気口を掃除することで、風量が回復することがあります。
それでも改善しない場合は、モーターの劣化や故障の可能性があるため、メーカーに問い合わせるか、買い替えを検討しましょう。
まとめ:あなたに最適なカールドライヤーを見つけよう
カールドライヤーは、忙しい朝の時短アイテムとして、また、自宅で簡単にサロン仕上げのスタイリングを実現するツールとして、非常に便利なアイテムです。今回ご紹介した15製品は、それぞれ異なる特徴と価格帯を持っており、あなたのニーズに合ったモデルが必ずあるはずです。
初めてカールドライヤーを購入する方には、2,000円台から3,000円台のテスコムやコイズミのエントリーモデルがおすすめです。基本的な機能は十分に備えており、コストパフォーマンスに優れています。
髪質に悩みがある方やより高度なヘアケアを求める方には、パナソニックのナノケアシリーズやコイズミの上位モデルなど、5,000円以上のミドルレンジからハイエンドモデルがおすすめです。マイナスイオンやナノイー技術により、髪をいたわりながらスタイリングできます。
多様なスタイリングを楽しみたい方には、複数のブラシが付属しているモデルや、MUDKAGU ドライヤーのような5in1の多機能モデルがおすすめです。
カールドライヤーを選ぶ際は、価格だけでなく、自分の髪質や求めるスタイル、使用頻度なども考慮して、総合的に判断することが重要です。また、購入後は適切なお手入れと使い方を心がけることで、長く愛用することができます。
この記事が、あなたに最適なカールドライヤーを見つける手助けになれば幸いです。美しいヘアスタイルで、毎日を素敵に過ごしましょう。
