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業務用脱毛機の選び方ガイド|脱毛方式・価格・おすすめ機種を徹底比較【2026年最新版】

業務用脱毛機の選び方ガイド|脱毛方式・価格・おすすめ機種を徹底比較

脱毛メニューはエステサロンの売上の柱となる主力サービスです。しかし、業務用脱毛機は200万〜500万円と高額な投資であり、機種選定を誤ると経営に直結します。

本記事では、業務用脱毛機の脱毛方式の違い、選び方のポイント、主要メーカーの比較、導入費用と収益シミュレーションまで、サロンオーナー向けに徹底解説します。

業務用脱毛機の脱毛方式を比較

エステサロンで使用できる業務用脱毛機には、主にIPL・SHR・THRの3つの脱毛方式があります。医療用レーザー(ダイオード、アレキサンドライト等)はクリニック専用のため、サロンでは扱えません。

なお、エステの光脱毛は「抑毛・減毛」であり、「永久脱毛」と表現することは法律上できません。この点はお客様への説明でも重要なポイントです。

IPL(インテンスパルスライト)方式

メラニン色素に反応する光を照射し、毛根にダメージを与える伝統的な方式です。太く濃い毛(ワキ、VIO等)に高い効果を発揮しますが、産毛や金髪には反応しにくい特性があります。毛周期に合わせた施術が必要で、2〜3ヶ月間隔での来店が基本です。

SHR(スーパーヘアリムーバル)方式

低出力の光を連続照射し、毛包全体に蓄熱してダメージを与える方式です。痛みが少なく、日焼け肌・産毛・金髪にも対応可能。毛周期に関係なく施術できるため、2〜3週間間隔で通えるのがメリットです。ただし、長時間の連続使用で出力が低下する機種もあるため注意が必要です。

THR(サーモヒートリムーバー)方式

SHRの進化版で、連続照射時も出力が安定するのが最大の特徴です。毎秒6ショットの連射が可能で、全身脱毛を短時間で完了できます。SHR同様に痛みが少なく、産毛から太い毛まで対応。最新の脱毛方式として導入サロンが増えています。

3方式の比較

項目IPL方式SHR方式THR方式
原理メラニンに光を反応蓄熱で毛包にダメージ蓄熱(出力安定型)
痛みやや強い少ない少ない
得意な毛質太く濃い毛産毛〜太い毛まで産毛〜太い毛まで
日焼け肌施術不可対応可能対応可能
施術間隔2〜3ヶ月2〜3週間2〜3週間
連射の安定性機種による低下する場合あり安定

近年のトレンドはSHR・THR方式です。痛みの少なさ、施術間隔の短さ、毛質を選ばない対応力が評価され、特にメンズ脱毛やキッズ脱毛にも対応したいサロンに選ばれています。

業務用脱毛機の選び方:7つのチェックポイント

1. 脱毛方式

前述の通り、IPL・SHR・THRで特性が異なります。自サロンのターゲット層(女性メイン、メンズ対応、キッズ対応等)に合わせて選びましょう。IPLとSHRの2方式搭載機も多く、毛質に応じた使い分けが可能です。

2. 施術スピード

全身脱毛にかかる時間は機種によって30分〜60分以上と大きく異なります。施術スピードは1日の施術件数=売上に直結します。連射速度(秒間ショット数)だけでなく、連射時の出力安定性も確認が重要です。出力が落ちると重ね打ちが必要になり、実質の施術時間が倍増します。

3. 冷却性能

冷却が不十分だと施術中の痛みが増し、火傷リスクも高まります。連続照射時にハンドピースの温度がどれだけ上昇するかを確認しましょう。水冷式、半導体冷却、サファイアクリスタル冷却など方式は様々ですが、-5℃以下の冷却温度を維持できる機種が望ましいです。

4. ランニングコスト

1ショットあたりのコストは0.1〜1.2円が一般的です。全身脱毛1回あたり3,000〜8,000ショットが必要なため、1回の施術コストは300〜4,000円程度になります。ただし、ショット単価が安くても重ね打ちが必要な機種は実質コストが2〜3倍になるため、カタログスペックだけで比較しないことが大切です。ランプ交換費用(10万〜30万円/回)も含めた総コストで判断しましょう。

5. アフターサポート

脱毛機が故障すると施術ができず直接的な売上損失が発生します。保証期間(業界平均1〜3年)、修理対応のスピード、代替機の貸出有無、リモートサポートの有無を確認しましょう。国内製造の機種は部品供給が早く、修理対応も迅速な傾向にあります。

6. 多機能性

脱毛だけでなく、光フェイシャル(フォトフェイシャル)やバストケアに対応した機種なら、1台で複数メニューを展開でき投資効率が高まります。ハンドピースやフィルターの交換が不要な機種は、切り替えの手間とコストが省けます。

7. 価格と導入方法

機器本体の価格だけでなく、付属品、研修費用、保証プランまで含めた総導入コストで比較しましょう。購入・リース・レンタルの選択肢についてはこの後詳しく解説します。

主要メーカー・機種の比較

日本国内で導入実績の多い業務用脱毛機を比較します。

機種名メーカー脱毛方式価格帯(税込)特徴
ルネッサンスGT-RコンフォートジャパンIPL+SHR約429万円純国産、累計4,500台超、1本のハンドピースで全メニュー対応
バイマッハレナードIPL+SHR約438万円高速連射(0.1秒間隔)、フェイシャル+バストケア対応
ルミクスA9XエストラボSHR+BBL約480万円大手チェーン採用多数、BBLフェイシャル搭載
CLEAR/SP-efNBSTHR約208万円-15.4℃冷却、コンパクト設計、コストパフォーマンスが高い
マスターライトV3ビューティキャラバンS-IPL約490万円サファイアクリスタル冷却、埼玉工場の国内一貫生産
CUBE DUOエクレーヌIPL+SHR約152万円最安価格帯、分離型デザイン、開業向けエントリーモデル

価格帯は150万〜500万円と幅広く、機能・サポートに応じて選択肢が分かれます。高額機種ほどランニングコストが低い傾向がありますが、サロンの規模と月間施術件数に見合った投資かどうかが判断基準です。

価格帯と導入方法の比較

購入・リース・レンタルの違い

比較項目購入リースレンタル
初期費用100万〜500万円ゼロ〜少額ゼロ〜少額
月額費用なし(支払い完了後)3万〜5万円3万〜4万円
契約期間なし3〜7年1〜2年
総コスト(5年)購入費のみ購入費の1.2〜1.5倍購入費の1.5〜2倍
所有権ありリース会社に帰属なし
機種変更難しい契約満了時比較的容易
こんなサロンに長期安定運営月額固定で予算管理したい開業直後・テスト導入

長期的にはレンタル費用が購入価格を上回るため、2〜3年以上使う前提なら購入が最もコスト効率が良い選択です。一方、開業直後で初期投資を抑えたい場合や、まずは反応を見たい場合はレンタルが有効です。

活用できる補助金

業務用脱毛機の購入には、小規模事業者持続化補助金(最大50万〜200万円、補助率2/3)やものづくり補助金(最大750万〜2,000万円、補助率1/2〜2/3)が活用できる場合があります。申請要件の確認が必要ですが、うまく活用すれば実質負担を大幅に抑えられます。

サロン収益シミュレーション

業務用脱毛機を導入した場合の収益目安です。

消費者向けの料金相場

メニュー1回あたりの料金コース料金(6回)
全身脱毛15,000〜30,000円80,000〜150,000円
顔脱毛3,000〜8,000円15,000〜40,000円
VIO脱毛5,000〜12,000円25,000〜60,000円
ワキ脱毛2,000〜5,000円10,000〜25,000円

投資回収の目安

項目数値
機器導入費300万円(中価格帯の例)
1回の施術売上15,000円(全身1回)
施術コスト約1,000円(消耗品+電気代)
粗利/回約14,000円
1日の施術件数5〜7件
月間粗利約150万〜210万円
投資回収約2〜3ヶ月

脱毛は粗利率90%以上の高収益メニューです。集客が軌道に乗れば、数ヶ月で機器代を回収できる計算になります。ただし、開業直後は集客に時間がかかるため、余裕をもった資金計画が重要です。

まとめ

業務用脱毛機は、脱毛方式・施術スピード・冷却性能・ランニングコスト・サポート体制を総合的に比較して選ぶことが大切です。カタログスペックだけでなく、実際の施術現場での使い勝手やメーカーの対応力も重要な判断材料になります。

脱毛機の選定や導入のご相談は、業務用エステ機器の選び方ガイドもあわせてご覧ください。サロン開業を検討中の方はエステサロン開業ガイドも参考になります。

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